シザーケースのお問い合わせ。
2017/04/21
このような経験がある方は以外と多いのではないでしょうか?
以前にも少し触れたことがありますが、詳しく説明させていただきます。
前回の記事はこちら。↓
これだけは知っておきたい!シザーケース選びの注意点。
本革のシザーケースを購入したのに
ボロボロと粉なのようなものが出てきます。
これは合皮でしょうか??
このようなお問い合わせをいただきました。
実際の製品を見ていないので詳しくはわかりませんが、
ボロボロとした粉なのようなものは例え本革であっても出てきます。
粉なのようなものが出るのは革の表面を処理していないからです。
最近は高価な商品であっても表面を処理していない製品を見かけることがあります。
一見、フカフカとして触り心地はいいものの
使う度にボロボロとクズが落ちて来ますし
とくにシザーケースの場合、
「使い勝手」や「衛生面」を考えると処理してある製品の方が良いと思います。
もちろんBlink Leather Worksのシザーケースは全て表面を処理(目止め)しております。
丁寧に磨かれた表面はツルツルしていてシザーの出し入れもとてもスムーズで気持ちいいです。
ほんの少しのことで使い勝手は大きく変わってきます。
そして、「表面処理」と同じように大切なのが
「コバ処理」といわれる裁断面(切り口)の処理です。
こちらの説明はまた改めて記事にしたいと思います。
Blink Leather Works 田中