「TEIBANTEN出展を終えて。原点に立ち返る“シザーケースづくり”の想い」

TEIBANTEN展示風景
「TEIBANTENに出展したBLINKのブース風景(革製トートバッグとシザーケースの展示)」
目次

TEIBANTEN出展を終えて。原点に立ち返る“シザーケースづくり”の想い

2025年7月9日〜12日の4日間、新宿OZONEにて開催された企画展 「TEIBANTEN」 に参加してきました。

この展示は、「滋賀・三重・奈良」の3県からモノづくりに取り組む事業者が集まり、それぞれのブースで参加者とコミュニケーションを取りながら製品の背景を伝えるというもの。

TEIBANTENの展示スペースの様子

地方のつくり手として、感じた課題

「過疎化」や「つくり手の高齢化」「後継者不足」など、地方のモノづくりは多くの課題を抱えています。
近年ようやく「モノ」よりも「背景=こと」に目が向けられるようになりましたが、それだけでは持続的な事業は難しいのが現実。

つくり手自身も、時代の変化や暮らし方の変化を柔軟に受け入れながら、伝え方や関わり方を模索していく必要があると改めて感じました。

BLINK LEATHER WORKSとしての出展

私たちは滋賀県の代表として参加し、シザーケースと、新たに製作したトートバッグを展示しました。

この企画展を知ったのはちょうど1年前。それから出展を目指して1年間準備を重ね、ようやく当日を迎えることができました。

なぜ“シザーケース”をつくるのか

私はもともと美容師でした。
美容師としての9年間で、唯一納得できる道具に出会えなかったのが「シザーケース」。

たくさん買い替えても、どこかしっくりこない。
その経験から「自分が本当に愛せるシザーケースを自分でつくりたい」という想いで、革製品づくりをスタートしました。

基本から学び直し、素材を知り、何度も試作を繰り返して…
今では「美容師さんのハサミを入れるシザーケースをつくっています」と胸を張って言えるようになりました。

展示を通じて見えた“BLINKらしさ”

TEIBANTEN展示ブースに並ぶ革製品

今回の展示では、OLの方を想定した新作トートバッグをメインに展示したのですが、意外にも多くの反響をいただいたのは、BLINKの原点でもある「シザーケース」でした。

「私は美容師じゃないけど欲しくなった」「ポーチとしても使いたい」「美容師の友人に贈りたい」…
そんな声をたくさんいただき、嬉しい驚きでした。

美容師として、革職人として

私は今でも月に数日、京都の美容室に出勤し、約80人のお客さまを担当しています。
そこでシザーケースの使い心地を確認し、改良点が見つかれば工房に持ち帰ってアップデートしています。

これはBLINK SCISSORS CASEにとって、大きな「強み」です。

これからも、等身大のモノづくりを

未熟なところも多いですが、嘘のない「ありのまま」のモノづくりをこれからも続けていきます。
そして、私たちの想いに共感してくれる方の元へ、丁寧にシザーケースを届けられたら嬉しいです。

最後に:自分用にもつくりました

みなさんのシザーケースをつくっていたら、自分でも欲しくなり、-macan-を自分用に製作しました。

macanシザーケース(前面)
macanシザーケース(側面)
macanシザーケース(背面)

来年のTEIBANTENに向けて、また1年間、日々のモノづくりを大切に育てていきます。

BLINK LEATHER WORKS 田中

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