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なぜBLINKは“フルオーダーのシザーケース”を作らないのか?
BLINK LEATHER WORKSでは、現在定番のシザーケースのみを展開しており、フルオーダー(一点もの)の受注は行っておりません。
「自分だけの特別なシザーケースを作りたい」「オーダーメイドはできますか?」
そんなご相談をいただくこともありますが、私たちがあえて受注をしていないのには、明確な理由があります。
一度や二度の試作では、本当に使いやすいシザーケースは完成しない
ヘアスタイルもそうですが、一度練習しただけで完璧に仕上げるのは難しいものです。
シザーケースも同じで、特に本革を使用する製品は、見た目だけでなく使い心地や重さ、強度まで考慮する必要があります。
納得のいく仕上がりにたどりつくには、何度も試作し、改良を重ねる時間が欠かせません。
BLINKの定番モデルは、2〜3年かけて形になります
私たちBLINKでは、ひとつのシザーケースを完成させるまでに2年〜3年の歳月をかけて試作と検証を重ねます。
これは、帆布バッグで有名な一澤信三郎帆布でも同じこと。
新商品を出すまでに2年の開発期間を設けているという話を聞いたとき、
「時間をかけることの大切さ」に深く共感しました。
「定番」は完成ではなく、進化の途中
BLINKのシザーケースは、いわば「進化し続ける定番」。
お客様の声をもとに、気づかれないほど小さな改善を繰り返し、細部にわたって精度を高めています。
美容師の“毎日”に寄り添えるシザーケースを
BLINKが目指しているのは、美容師の方が日々使い続けたくなるような“相棒”のような存在。
量産型でもなく、特別な一点ものでもないけれど、
日常のサロンワークを豊かにしてくれる、本物のシザーケースをこれからも作り続けていきます。

BLINK LEATHER WORKS
田中

