8丁用のシザーケースを再設計|オーダー製作で見えてきた課題と改善点

8丁用シザーケース(横)
「8丁用に再設計されたBLINK SCISSORS CASEの本革シザーケース」
目次

8丁用シザーケースを再設計しました

名古屋の友人にオーダーいただいた8丁用のシザーケース
以前、同じ仕様で製作したものがあったのですが、その後「縫い合わせた部分が裂けてきた」との連絡をいただき、状態を確認したうえで再製作することにしました。

革製品と耐久性のバランス

いくら本革が丈夫で耐久性に優れているとはいえ、使用環境や内容によってはダメージを受けることもあります。
今回の破損は、おそらく8丁分のシザーの重みに革が耐えきれなかったことが原因と考えています。

これまでにBLINK SCISSORS CASEが展開してきた4丁用の構造をそのまま適用した結果、長期使用の中で革に負担がかかり、裂けてしまったのかもしれません。

もしそこにブラシやトリマーも加わっていれば……革への負荷はさらに増していたはずです。

いただいた声から「改善策」が見えました

実は8丁用の製作は、前回が初めての試みでした。
デザイン自体はシンプルでしたが、構造的にはかなりチャレンジングな仕様。

今回、名古屋の友人が使用後の状態をフィードバックしてくれたことで、今後のオーダー設計に活かせる大きな学びとなりました。

定番商品であれば、ある程度サロンワークでの使用実績があるため、同様の問題が起こることは稀ですが、オーダーメイドの場合は使用状況に応じて強度設計を見直す必要があると再認識しました。

再製作した8丁用シザーケースはこちら

今回は革の厚みを増し、さらに最も負荷のかかる部分をカシメで補強することで、耐久性を格段にアップさせました。

8丁用シザーケース(正面)

8丁用シザーケース(横)

8丁用シザーケース(上部)

背面には、サロンのオリジナル刻印もさりげなく配置。シンプルながら、存在感のある一品に仕上がりました。

8丁用シザーケース(背面の刻印)

現場の声を形に変えて

実際に使用していただいたからこそ見えてくる課題があり、そこから新たな改善策を得られるのは本当にありがたいことです。
今回の製作も、大切な学びとなりました。

これからもBLINK SCISSORS CASEは、使う人にとって心地よいものを、一つひとつ丁寧に提案していきたいと思います。

BLINK SCISSORS CASE 田中

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