これだけは知っておきたい!シザーケース選びの注意点。
2016/09/13
シザーケースを選ぶ際にデザインももちろん大切ですが、毎日使うものなので購入時の注意点を書いておきます。
後悔しないためにも是非、購入時の参考にしてください。
購入時に確認しておきたいシザーケースのチェックポイントとは??
意外にも知られていないのですが、革製品の裏側(トコ面とも言います)は繊維状になっており「薬剤で処理されていない状態」では繊維が毛羽立っています。
このように処理しないままだと「毛羽立った繊維」がボロボロと剥がれ落ちてしまいます。
もちろんこのままだとシザーの出し入れを繰り返すたびに繊維が剥がれ落ちてしまいます。
Blink Leather Worksではそういった繊維の毛羽立ちを防ぐために全てのシザーケースの裏面に薬剤処理をしています。
薬剤処理の工程を「洗い」や「床処理」と呼びとても重要な工程のひとつなのですが、
最近ではコストを削減するためや、質感を重視するために薬剤処理をされていない製品を見かけるようになってきました。
ですが、Blink Leather Worksでは安心して製品をご使用していただけるように薬剤処理の工程を時間をかけ入念に行っております。
裏面に薬剤処理してないシザーケースを使うリスクって??
「薬剤処理した革」と「そうでない革」は見比べると一目でわかります。
↓
床処理が困難な「クロームなめし革」もBlink Leather Works独自の技術で毛羽立ちを抑える加工しております。↓
革の繊維がボロボロと剥がれ落ちるとシザーやコームにその繊維が付着するのはもちろん、
毛羽立った繊維の間にカットした細かな髪の毛やホコリなどが付着し掃除しても綺麗に取りきることが困難です。
薬剤処理をすることで表面が滑らかになり繊維の毛羽立ちがなくなるため髪の毛やホコリなどが付着するのを防ぐことができます。
さらには「繊維を引き締める効果」もあるので革の耐久性もアップします。
見比べないとその違いは判断しづらいですがシザーケース選びにはとても「重要なポイント」になるので、
購入の際は確認されることをオススメします。
Blink Leather Works 田中