美容師アシスタント時代

関西の美容師は月曜休みのひとが多いようで

美容師アシスタントの方とシザーケース制作の打ち合わせをしてきました。

成人式のセットや着付けも無事に終わり

少し落ち着いた頃でしょうか？

僕は今はこうして革製品を制作しながら

フリーランスの美容師として仕事をしているのですが

もちろんアシスタントの時期もあったわけで、

それも10年以上前の出来事になります。

僕の場合、特に将来やりたいことがなく勉強は得意ではなかったので

技術職に就きたいなって程度で美容師の道を選んだのです。

いま思うともっと勉強を頑張ればよかったとか、いろいろ思うことはあるけど

美容師という職業に就けたことは良かったなって思っています。

今日もアシスタントの方とシザーケースの打ち合わせをしていて

いつの間にか美容師のこれからについての悩み相談に変わっていて（笑）

僕も同じことで悩んでたな。なんて思いながら今の立場から言えることを

伝えました。

例えばすごく理不尽な先輩がいて、嫌がらせをしてきたりして

そんな時は本当に辛くて辞めたくなってしまうけど

なんとか踏ん張ってスタイリストになってもらいたいなって思うんです。

美容師を目指すってことは、もちろん大切なひとだったり親だったりの

髪を切ってあげたいって思ってたと思うんです。

なのに、目の前にいる嫌な先輩のせいでその夢を閉ざしてしまうのは

本当に悲しいなって。

本当に辛い時は辞めてもいいし、逃げ出してもいいけど一度はスタイリストに

なってひとを幸せにできる美容師の楽しさも経験して欲しいなって心から

思います。

そして、そんな気持ちのあと押しをモノづくりでお手伝いできればなんて。。

そんな想いを込めて今回はシザーケースを制作します。

想いのあるものを身につけるとひとの心は豊かになります。

そんなモノづくりを目指して

Blink Leather Works 田中

-シザーケース