美容師用のシザーケース制作・通販・販売のBlink Leather Works

滋賀を拠点に美容師用シザーケースをはじめ、日々の生活をより豊かにする本革製品を製作販売「Blink Leather Works」

BLINKのこと/想い

松屋銀座で開催の[TEIBAN展]とは。

今回、BLINKとして松屋銀座にシザーケースの出展をするのは
[TEIBAN展]という取り組みの一貫となります。

この取り組みは、
滋賀・奈良・三重の3県がそれぞれコンセプトをもとに定番商品を考え
勉強会を重ねながら「つくり手」と「使い手」の垣根を越えて交流することを目的とした取り組みです。

奈良県はすでに、その取り組みが評価され
松屋銀座7FにNARA TEIBANとして常設展を構えています。

松屋に出展させていただくこと自体とても意味のあることですが
TEIBAN展の取り組みそのものを多くの方に知ってもらうのが
この取り組みにとってとても大切なことです。

TEIBAN展とは

「新しさ」より「普遍性」に価値を置き、
使う人も作る人も愛着を感じ、心が通うロングセラーを目指すモノづくり。
簡素だけれど豊かな生活を提案します。

これらのコンセプトに基づき、
滋賀県からはBLINKを含め、陶器・麻・服など《7つの事業所》が参加いたします。

僕自身、ただ「作って売るだけ」の商売に疑問を感じはじめ、このような勉強会に参加するようになったのがきっかけです。

モノづくりをする人は、「プロダクト」そのものにこだわってしまい一方的なコミニュケーションになってしまいがちです。

それぞれがしっかりとコンセプトを持ち、それを顧客と共有しつつ一緒にブランドを作り上げていく。
各事業所がそれぞれのコンセプトを共有し個々がブラッシュアップするためのプラットフォームを作る。
それが《TEIBAN展》の取り組みです。

もっと平たく言えば、「独りよがりにならないために事業者がブランディングを学ぶ場」と僕は思っています。

実践の場としてこれまでに、色々な場所で事業所ごとにブースを作って個々の表現方法など学びを深めて来ました。
その集大成が松屋銀座での出展です。

商品(モノ)は、作り手と使い手をつなぐコミュニケーションの手段のようなもので、決して一方的に売るものであってはいけません。

作り手は商品を買ってもらうことがゴールではなく、商品を手にしてもらうことをきっかけに関係がスタートするものだと思っています。

だからこそ僕たちは、シザーケースをユーザーとのコミュニケーションの手段として常に疑問を持ち、改良の余地がないところまで商品の完成度を高めたいと思っています。
また、長く愛用いただくことでその関係性をより深めて行きたいと考えています。

以前は定期的に東京に出向いていたのですが、
近年はありがたいことにシザーケースの受注が増えなかなか出向く時間が作れずに居ます。
このような機会を通して、関東方面の多くの方と交流できることを改めて楽しみにしています。

BLINK LEATHER WORKS 田中

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